中小企業診断士の日 「情報交換・会員交流会」報告
報告者 鈴木 建
2022年11月11日(金)、「中小企業診断士の日」のイベントとして「情報交換・会員交流会」がセンチュリーロイヤルホテルで開催され、約50名の会員が参加しました。
新型コロナウイルスの感染がまた拡大しつつある状況で、当日も複数名の欠席の連絡を受けましたが、ホテル側の協力もあり万全な感染防止対策のもと進めてまいりました。
第1部
山崎記敬会長による開会挨拶の後、関係機関からの施策紹介として、当協会を含む5機関から説明がありました。
中小機構北海道から岩野企業支援部企業支援課長より、主にハンズオン支援事業についてその特徴や具体的な支援メニューについての説明がありました。
北海道信用保証協会からは溝井経営支援室期中支援課長補佐より、経営改善支援事業およびそのメニューの一つである専門家派遣のご紹介がありました。
続いて北海道中小企業総合支援センターから、佐薙経営支援部経営支援グループ係長よりコンサルティングやファンド等の支援およびよろず支援拠点に関して、札幌商工会議所から五十嵐中小企業相談所運営・金融課長より当協会との連携による100社重点支援事業について、それぞれ説明を受けました。
最後に山崎会長より当協会についての説明がありましたが、北海道中小企業診断士会との違いについて、その生い立ちからの経緯を踏まえた解説をいただきました。
また、当協会の体制や活動内容、および診断士として活動するにあたっての留意点等についての説明もあり、新人診断士にとって第1部は大変学びの多い場となったのではないでしょうか。
第2部
18時30分過ぎより別フロアにて行われた第2部の会員交流会は、千葉恒雄顧問による乾杯のご挨拶から始まりました。ゼロゼロ融資の返済期限を間近に控えた中小企業を、一人100社ずつサポートせよとの大先輩のお言葉は、アルコールを目の前にしても気が引き締まりました。
しばらくの歓談の後、今年の新入会員15名の自己紹介が行われました。皆さんさまざまなバックボーンをお持ちで、また大勢の先輩方を前に緊張することなくスピーチされる方も多く、頼もしい限りでした。
その後、各種研究会の紹介がありました。今回は、コンサルティングビジネス研究会およびゴルフラウンド研究会が初めて会員の前に登壇し、入会を呼び掛けていたのが印象的でした。
最後に森永文彦顧問による中締めのご挨拶をいただいて、第2部は盛会のうちに終了となりました。
診断士同士でもリアルに会うことが難しい昨今でしたが、本イベントで久しぶりに対面し、また新たな出会いで互いを紹介するなど交流を深め、協会の結束を強められた一夜となったのではないかと思います。