農業ビジネス研究会の紹介
農業ビジネス研究会代表 辻村 英樹
近年は農産物の価格低迷、TPPやRCEPの発効、農家戸数減少、高齢化、後継者不足、耕作放棄地の増大、気候変動による自然災害の多発、スマート農業の導入など、北海道農業が対応しなくてはならない課題は多く、中小企業診断士の役割は益々大きくなってきています。
2018年度に農林水産省が設置した北海道農業経営相談所では、中小企業診断協会北海道が北海道農政部、北海道農業会議、北海道農業公社、北海道農業協同組合中央会、北海道中小企業総合支援センター、日本政策金融公庫とともに中核的メンバーとして協議会の運営に参画し、コーディネーターや登録専門家の多くを農業ビジネス研究会の会員が担当してきました。北海道6次産業化サポートセンターでも農業ビジネス研究会の会員が企画推進員や地域プランナーとして活躍しています。
新型コロナウィルス感染症の影響でしばらく活動を中断していましたが、2021年11月に研究会を再開し、今後は年に2~3回のペースでの研究会と農場視察を開催していく予定です。