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診断北海道 48号 2022年2月発行

事業承継研究会の紹介

2022年2月9日その他,研究会だより

事業承継研究会代表 新宮 隆太、神村 岡

事業承継研究会は、M&A、親族内承継及び従業員承継の全ての形態の事業承継を対象とし、ケーススタディや事業承継に関する最新の知見の共有などを行っている研究会です。

北海道事業承継・引継ぎ支援センターに所属する中小企業診断士の皆さんにも参加いただき、事例や情報を提供いただいています。

経営者の高齢化が進み、事業承継支援の必要性が認識されて久しいですが、依然として、後継者が決まっていない、どのように進めるべきかわからないなど、支援を必要とする企業が多数あるのが現状です。

政府はこれまで、事業承継税制、事業承継・引継ぎ補助金の創設・拡充、専門家支援の活用など、事業承継を促進するための様々な施策を講じてきました。最近では、M&A支援機関登録制度も開始されています。しかし、制度だけでは事業承継は進みません。最終的には、専門家による個別の支援が求められます。

事業承継計画の策定、磨き上げ支援、後継者教育、PMIなど、事業承継において中小企業診断士による支援が求められる領域は少なくありません。これまで以上に中小企業診断士を活用していただくため、研鑽は欠かせないでしょう。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、当研究会も、今年度は一度オンラインで例会を開催しましたが、それ以外は、実際に会議室に集まり継続的に例会を開催しています。今後も状況を見てオンラインを活用することもあり得ますが、継続的に例会を開催していきます。

例会は、概ね偶数月の最終水曜日に開催しています。

参加を希望される方は、以下の連絡先へご連絡ください。

連絡先:神村岡(Mail:kamimura@ci-lpc.com)

診断北海道 48号 2022年2月発行