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診断北海道 50号 2024年2月発行

北海道協会情報交換・会員交流会報告

その他

報告者 鈴木 建

去る2023年12月1日(金)、「中小企業診断士の日」のイベントとして情報交換・会員交流会がホテル札幌ガーデンパレスで開催され、60名を超える会員および入会予定者が参加しました。

どなたかが驚かれていましたが、今回は最初から最後まで山崎会長直々の司会進行で行われました。

乾杯前は協会の概要や年間スケジュール、そして会員としてコンプライアンス研修受講と賠償責任保険の加入が求められるなどの説明がありました。会員であっても独立士業としての自発的な行動や積極的な交流が必要であるというお話は、新入会員へのエールになるだけでなく既存会員にとっても、1年間を振り返るきっかけとなることばだったのではないでしょうか。

乾杯は千葉恒雄顧問のご発声で行われました。千葉顧問は現在の経済状況、診断士の存在意義、そして新入会員への激励などに触れられ、独特の落ち着いた口調ながらも後輩診断士への期待の高さがうかがえるご挨拶でした。

しばしの歓談の後は、今年度の新入会員17名の自己紹介が行われました。毎年感じることですが、新入会員とはいえ社会人としてこれまでご活躍されていた皆さんですので、姿勢は堂々としており、スピーチの内容も多種多様で、今後すぐに頭角を現すのではないかと思われる方もいました。これまでの経歴も得意分野も異なる個々が集まっている点は、他の専門家集団より診断協会が勝っている部分だと個人的に思っています。その後は北海道協会入会を検討している方々の自己紹介もありました(自己紹介の中で入会を宣言する方も複数名いました)。

加えて、各種研究会の紹介があり、また北海道協会会員が専門家として活動している支援機関の紹介などもありました。時間が余ったためか、山崎会長からの突然のご指名でスピーチさせられる方もいらっしゃいましたが、そこは診断士。皆さん臆することなく壇上に上がられていました。

最後に森永文彦顧問による締めのご挨拶をいただきましたが、皆さん話し足りなかったのか、その後も数人の輪がいたるところにできて、盛会のうちに終了となりました。

コロナが「5類」に移行し、生活様式も戻りつつありますが、それでも宴席については大勢の人が集まり会話を交わすため、なかなか以前の状態まで回復していないのではないかと感じています。それだけに今回の情報交換・会員交流会は、新入会員にとっては学びと自己アピールの場として、既存会員にとっては久しぶりの仲間とのリアルな会話を楽しみ、新入会員を知る場として、それぞれ貴重な機会となったのではないでしょうか。

診断北海道 50号 2024年2月発行