事務局だより
中小企業診断協会北海道
事務局長 大澤 政昭
昨年6月、当協会に10年間勤務していたS女さんが結婚退職され、その後任としてA女さんが新たな仲間に加わりました。
私が当協会にお世話になった2年前には、私のほかに協会と士会の経理担当者各1名の3名だけでしたが、その後のコロナ感染拡大に伴う中小企業対策事業の受託などにより、当会の予算規模も増加の一途を辿り、現在は短期雇用を含めて5名が働いています。
とりわけ、2年前から行政からの受託費が増加し、3年目となる今年度は道庁から3本の大きな事業を受託しています。
こうした予算規模の拡大は、偏に会員皆様の日頃の真摯な取組が行政にも広く認知されるようになってきたためと考えています。
この信頼をより確かなものとするためには、引き続き、中小企業に寄り添い、その声に耳を傾け、その課題解決に向けて真摯に取り組んでいくしかありません。
「石の上にも3年」という諺があります。3年間辛抱して仕事に精を出せば見えてくる世界がある、という意味でしょうか。
一方で「3年目のジンクス」という諺もあります。3年目には仕事への興味が喪失し、またモチベ-ションが低下する、といった意味のようです。
今年は、これまでの取組の成果が問われる年にもなります。
とかく3年目はいろいろな意味で節目の年と言われる所以です。
(注) 因みに「3年目の浮気」という歌もあります。自戒の言葉としてください。
事務局としても、「石の上にも3年」を肝に銘じ、今の仕事の進め方について、マンネリに陥ることなく、改善すべきところは改善し、次の仕事のステップアップに繋げて行ければ良いかなと考えてはいますが、現実は日常業務に追われて「言うは易し、行うは難し」の状態にあります。
今年は「兎年」。干支に因み、今年一年、事務局の皆さんと一丸になって、当協会にとって「飛躍の年」となれるよう頑張っていきます。
本年もどうぞ宜しくお願いします。