北海道中小企業診断士協会の行事ご紹介
報告者
中小企業診断士 川原 朋也
北海道中小企業診断士協会では、ご来賓を招いての行事や、新入会員の歓迎を兼ねた交流会を定期的に行っております。
今回は、2024年6月6日(木)に行われた北海道中小企業診断士協会の創立65周年記念行事と、同12月9日(月)に行われた「中小企業診断士の日」情報交換・会員交流会の様子をお伝えします。
北海道中小企業診断士協会創立65周年記念行事
当日は会員交流のワークショップと、記念式典では表彰式とご来賓を招いての祝賀会を行いました。
会員交流ワークショップ
第1部では協会の今後の在り方を議論するワークショップが行われました。
アフターコロナで激動する経営環境の中、北海道中小企業診断士協会に所属する会員が、協会を通じてどのような活動をしていきたいか、地域や事業者にどのように貢献できるのか、個々の意見やアイデアを話しながら診断士同志の交流を図る事が目的です。
当日は7名前後のグループに分かれて、メンバーを入れ替えながら7グループ×3タームで、診断士協会の今後の在り方についてフリーディスカッションを行いました。
議論した内容については、祝賀会で発表しました。支援の在り方に関する意見、公的機関同士の連携、若手(登録間もない方)への仕事のチャンスを仕組みで創って欲しいといった意見がありました。
記念式典第1部 表彰式
記念式典の第1部では会員の表彰式が行われました。北海道経済産業局産業部次長 近江 栄治 様および北海道経済部地域経済局長 安彦 秀徳 様にご臨席いただき、北海道経済産業局長表彰(3名)、北海道知事感謝状授与(7名)が行われました。
また、中小企業診断協会会長表彰、北海道中小企業診断士協会会長表彰など、中小企業診断士協会業務への功労者について30名が表彰されました。
記念式典第2部 祝賀会
第2部ではご来賓を招いての祝賀会を行いました。日頃より当協会の事業に協力、連携している公的機関や金融機関など、17名の方にご参加頂きました。
当日は、森永文彦顧問の乾杯の挨拶ののち、当協会会員を含めた約90名の参加者が情報交換や挨拶等を行いました。大いに盛り上がり、2時間があっという間の盛会となりました。
「中小企業診断士の日」情報交換・会員交流会
当協会の会員が集う場として、毎年12月に情報交換・会員交流会を行っています。中小企業診断士の日は11月4日ですが、札幌商工会議所養成課程修了生の迎え入れや、忘年会のような意味合いもあって、毎年12月に行うのがここ数年の流れです。
当日は事務局や入会予定者を含め66名が出席しました。
前田直樹会長から協会事業に関する近況報告を受けた後、沖副会長による乾杯により会がスタート。早速テーブルを行き来する等、序盤から盛り上がりを見せました。
その後、今年の新入会員17名の自己紹介が行われました。1人3分という持ち時間では足りないと言わんばかりのバックボーンと高い意欲をお持ちの仲間が加わりました。緊張する方、笑いを取る方、驚くような経歴の方、どなたも今後の活躍が楽しみなスピーチでした。
続いて、各種研究会の紹介がありました。定例会の活動、メンバーの顔触れ、若手を待っていますというPRなど、新入会員の方が特に興味津々で聞いているのが印象的でした。
最後に後藤副会長によるご挨拶と一丁締めをいただき、盛会のうちに終了となりました。
北海道中小企業診断士協会は、2019年に会員数200名、2023年に250名を超え、足元は280名を突破しました。
久しぶりの対面による情報交換、新たな出会いや紹介を通じた交流など、親睦を深めることで、協会の結束と未来への決意を強められた一夜となりました。