事務局だより
中小企業診断協会北海道
事務局長 加賀谷 宏
昨年12月9日開催の「情報交換・会員交流会」は、新入会員15名と養成課程修了者の入会予定者2名を迎えて、出席者66名と盛況でした。会員数は昨年末で283名(休会者除く)となっています。入会予定者もその後予定通り入会していただきました。
会員の推移をみると、平成13年に150名、令和元年に200名、令和5年には250名を超え、順調に推移して現在に至っています。会員数は規模的には全国の中で東京、大阪、埼玉、愛知、神奈川、千葉、福岡、兵庫に次いで9番目といったところです。
ご承知のとおり、他の士業、例えば税理士、社会保険労務士、行政書士などは資格を活かして活動するためには、それぞれの業界団体に加入するのが必須であるのに対して、中小企業診断士は協会への加入が任意となっています。事務局的には必須にしてもらうと助かりますが…。
要するに加入するメリットがあるのかどうかが加入のポイントとなります。
加入のメリットとしては①行政及び産業支援機関等からの「業務で使える」情報の提供②協会活動を通じて他の診断士とのネットワークの構築③各研究会活動などによる会員相互の情報交流による専門知識の向上などが一般的に挙げられます。
当協会の新入会員が順調に増えてきたということは、多様なバックランドをもつ会員がいてネットワークが構築できること、また会員の皆さんの公的機関での業務や民間業務における活躍、多彩な研究会活動などによる協会の魅力、認知度の向上によるものと考えています。
事務局としても今後も各種事業の維持・獲得に務めるとともに、新入会員のニーズに合わせて、きめこまかな情報提供や事務局の持つ人的ネットワークを活用したサポートもしていきたいと考えています。
本年も事務局一同、前向きに取り組んでいきたいと思います。
今年一年、どうぞよろしくお願いします。